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サリン事件。

日テレで夜9時からやっていた、地下鉄サリン事件の再現番組を見た。
私が高校生だった頃の事件。改めて見て、あまりにむごい事件で泣けた。

ただ、オウムに限らず、「自分の正義を主張する」ことに重点を置きすぎるがために、似たようなことはたくさん起きているように思う。世界で起こっている宗教戦争だって、「自分の信じるものの正しさ」を主張するあまり、宗派が違う相手と殺し合いをしている。本来、命の大切さを説いている宗教のはずなのに。
宗教だけじゃない。「アメリカの正義」の主張でイラク戦争が起こり、現在に至っている。
「自己の正しさ」を主張することで、どんどん周りとの溝を深めている人達。(もちろん、自分だってなり得る可能性はある。)

正義を主張しているときは、「周りを正してやった」だなんて自己満足に浸れる。なんとなく、自分が格好よくなったり偉くなったりしたような錯覚がするから、気分は良いだろう。実は、薄っぺらいものでしかないんだけど。

でも、本当に大事なのは、正しさを頑なに主張することなんじゃなく、他人(ひと)の主張を受け入れられることではないのか。もし、みんなが他人の主張も受け入れる寛容さを持っていれば、人々が傷つけあったり殺しあったりすることは少なくなっていくのに。
自己主張を続けて軽薄な満足感に浸ることは簡単。でも、他人を受け入れられる寛容さの方がよっぽど格好いいし、本当の満足感を知っているのはそういう人ではないんだろうか?

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